二年前の母の日に、<じゃない会>ブログにサム・レヴェンソン氏の詩の抄訳を投稿しました。当時は新米ママだった方はぐっとたくましくなっていらっしゃるし、当時はまだママでなかった方も大勢いらっしゃいますね。

レヴェンソン氏の詩は、オードリー・ヘップバーンが、亡くなる年の最後のクリスマス・イブに、二人のご子息に読んだということで有名になったものです。息子さんのそれぞれのパートナーをどう見なければならないか、伝えたかったのかもしれません。外見を見るのではありませんよ、人はからだではなく心なのですよ、それをほんとうに理解し目撃することこそが、あなた自身の幸せなのですよと、万感の思いを込めて、読んだのかもしれません。最高のお母さんですね。

レヴェンソン氏は、1911年生まれのニューヨーカー。CBSのテレビショーで活躍なさった他、教育への貢献度も高く、ニューヨークでは、大学や図書館などで、彼の名前が掲げられているところがいくつかあります。

ここにお届けする詩は、孫娘にあてたものということです。『時を超えた美しさの秘密』というタイトルで日本でも紹介されています。原文タイトルは、”Time Tested Beauty Tips”.

今回は、詩の全文をお届けします。強く美しいお母様方へ、感謝と敬意を込めて。

 

 

魅力的な唇を持ちたかったら、優しい言葉で話しなさい。

愛らしい瞳でいたかったら、人々の光だけを見ていなさい。

からだをほっそりさせたいのだったら、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。

髪を艶やかにするには、一日に一度、子供の指で、梳いてもらうのがいちばん。

洗練された身のこなしがほしいなら、きみはひとりで歩いているのじゃないと覚えていなさい。

物だって修復できる。人は物よりずっと、回復力がある。立ち上がり、やり直し、訂正し、何度でも再生するものなのだ。

誰のことも、見捨てないようにしなさい。
助けの手が欲しいときは、自分の腕の先についている手を思い出しなさい。

年を重ねるとわかってくる。きみに、なぜふたつの手があるか。
ひとつは自分のため、もう一方は、人のためにあるのだということを。

女性の美しさは、身にまとっているものや、容姿や、髪型とは関係がない。

女性の美しさは、瞳の奥にある。そこは心への扉であり、愛は心にあるからだ。

女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されない。ほんとうの美しさとは、魂の反映だからだ。

それは、きみが愛とともに捧げるもの、情熱を込めて与えるもの、そして、その美しさは、年を重ねるほどに、ますます磨かれ、輝くものなのだよ。

by サム・レヴェンソン(孫娘に宛てた手紙)(拙訳)

 

 

ご近所のクリストとドーラにまた子どもたちが誕生しました。おめでとう! (同じくご近所さんのブログから写真お借りしました。)
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